9つのポイント
1.意外と体力派
楽器の演奏はとても体力を消耗するため、マラソンなどの体力作りをしています。夏の練習は水分も多く必要とします。
2.個々の才能を活かす
さまざまな楽器パートから成り立っています。各パートが連携して美しい音楽を奏でるため、個々の才能が活かされます。また練習ではパート毎にわかれて練習したり、合同で練習したりしています。
3.費用
学校で楽器は用意されています。しかし楽器の数も限りがあったり、お友達や先輩が個人持ちの楽器が多いとはやり楽器をお願いされることがあります。その場合、購入する場合が多いです。安いものではないので何十万単位の楽器を購入することになることがあります。また知り合いなどで使われていない楽器を貸して頂くのもよいと思います。
4.音楽の技術向上
指導者や先輩から音楽の技術を学ぶ機会が豊富です。練習を重ねることで、自身のスキルを向上させることができます。
5.楽しさと達成感
厳しい練習もありますが、仲間と一緒に音楽を奏でる楽しさや達成感・満足感を味わえます。コンクールや演奏会で熱い演奏を披露します。観客を感動させる瞬間があります。
6.集団での活動
チームワークが求められる活動です。メンバーと協力して音楽を演奏することで、集団での活動力やコミュニケーション能力が身につきます。また長時間の練習や共同作業を通じて、仲間との絆が深まります。
7.自己表現の場
音楽は自己表現の手段としても重要です。吹奏楽部では、自分の感情や表現したいことを音楽を通じて表現することができます。
8.ストレス解消
音楽を演奏することはストレス解消にも効果的です。リラックスしたり、気持ちをリフレッシュするための時間としても利用できます。
9.吹奏楽部の活動
文化祭や体育際に演奏を行います。また1年に1回コンクールに参加します。演奏を通じて成長を実感し、自信をつけることができます。
いよいよコンクール編
我が子の学校の順番が回ってきた、ホールでは金賞を目指して日々練習をしてきた子供たちの緊張が感じられる。ステージ上で、吹奏楽部のメンバーたちが息を合わせ、楽器の音合わせを始める。
指揮者の手が空中を切り、一瞬静寂となったあと音楽が響き渡る。
トランペットの音が高らかに響き、フルートが優美な旋律を紡ぐ。クラリネット、サックス、トロンボーン、パーカッション…それぞれの音色が交差し、一つの調和を奏でている。
私は息を呑み、目を閉じて音楽に身を委ねる。感動し、心が震える。音楽は言葉を超え、感情を伝える。この瞬間、聞いている私たちも一つになり、音楽の魔法に包まれていく。
クライマックスを迎え熱い演奏は、私の心を打ち、感動を与えてくれている、音楽の力は偉大だと感じた。中学生とは思えない演奏で、良い演奏を聞かせてくれてありがとう。感動をありがとう。演奏後子どもたちは皆 満足した表情をしている。その表情から子供たちのやり切った感が伝わってきた。
補足
コンクールでは予選通過団体数が決まっており、それに金賞受賞団体数が一致するとは限らず、金賞をとっても次の大会に進めない、という学校が出てきてしまう。 同じ金賞でも推薦枠には入らなかった金賞、それを吹奏楽部員は「ダメ金」という。
まとめ
吹奏楽部は音楽を愛する仲間が集まる場所です。音楽を奏でることで、感情やメッセージを共有し、心を打ち明け合うことができます。また音楽を通じて様々な能力や価値観を育むことができる素晴らしい部活動です。